マンボウさんついに絶滅の危機!やはり最弱説は本当だったのか!?
愛らしいフォルムで人気を博しているマンボウですが、19日に国際自然保護連合(IUCN)によって改定された「レッドリスト」では、絶滅の可能性の可能性を示す3つのラングの中で、一番下である「Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)」にマンボウが新たに加えられた。
やはりネット上で噂されているマンボウ最弱説は本当だったのだろうか?
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マンボウの死因
ネット上では以前からマンボウの死因について、笑ってしまうようなものが多く噂されている。
・食べたエビやカニの殻が内臓に刺さって死亡
・魚の骨がのどに詰まって死亡
・泡が目に入ってイライラして死亡
・水中に潜って凍死
・朝日が強過ぎて死亡
・前から来たウミガメとぶつかる事を予感したストレスで死亡
・海水の塩分が肌に染みたショックで死亡
・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡
・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡
・まっすぐしか泳げないから岩に直撃して死亡
・寄生虫殺すためにジャンプして水面に当たって死亡
これらの死因によって、ネット上では、マンボウは弱い生物の代表のように扱われる存在となっている。
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死因の真相
しかしその一方で、マンボウの生態をよく知る水族館の飼育員さんからは、これらの死因の多くは正しくないという証言も出ているようだ。
たとえば、
寄生虫殺すためにジャンプして死ぬ説
→水族館でもジャンプすることはあるが、それで死んだことはない
水中に潜って凍死説
→マンボウはかなり海深くまで潜ることができ、それが原因で死ぬとは考えにくい
まっすぐしか泳げないから岩に直撃して死亡説
→小回りは効かないものの、まっすぐしか泳げないわけではなく、ちゃんと方向を変えて泳ぐことができる
朝日が強過ぎて死亡説
→それはない、朝日が強くて死んでしまうようなら、水族館にも連れてこれない
泡が目に入ってイライラして死亡
→たしかに魚類では一般的に気泡が目にできる病気にかかることはあるが、マンボウに限ったことではない
たしかにマンボウはストレスに弱かったり、泳ぎも下手で
このようにネットでささやかれているマンボウの死因の多くはあまり真実味がないものが多いようだ。
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絶滅の危機に瀕する原因は?
どうやらマンボウを絶滅の危機にまで追い込んでいるのは、人間による原因が大きいようだ。
とくにはえ縄漁などによって、意図せずにマンボウが捕獲されてしまうことが多く、これによって世界的に生息数の減少が起きていると考えられている。
あの愛くるしいマンボウの姿が見れなくなってしまうのは悲しいですね。
がんばれマンボウ!